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2025.01.15
キャスト&ティザービジュアル&特報解禁、邦題決定
日本画家としての活動を軸に、新海誠監督や片渕須直監督など名だたる監督のアニメーション作品に参加し、CMやミュージックビデオを手掛けるなどジャンルを超えて様々な創作活動を行ってきた四宮義俊が、自身のオリジナル脚本で描く、初の長編アニメーション監督作。本作の邦題が『花緑青が明ける日に』に決定しました!(英題『A NEW DAWN』)
この度、実力派若手俳優の萩原利久と古川琴音がW主演を務めることが決定!話題作への出演が絶えない2人ですが、共に今回がアニメ声優初挑戦となります。
老舗の花火工場「帯刀煙火店」の次男で、失踪した父親に代わり幻の花火を完成させようと奮闘する帯刀敬太郎役には、自身2度目の出演となるNHK連続テレビ小説「おむすび」が現在放送中、さらに2025年には『世界征服やめた』(北村匠海監督/25)、『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(大九明子監督/25)と2本の出演作が待機するなど、目覚ましい活躍を見せる萩原利久。敬太郎の幼馴染で、地元を離れ東京で将来の道を模索している式森カオルを演じるのは、主演を務めた短編映画「春」で第20回TAMA NEW WAVEベスト女優賞を受賞、2024年には『言えない秘密』(河合勇人監督/24)『Cloud クラウド』(黒沢清監督/24)で第49回報知映画賞助演女優賞にノミネートされた古川琴音。
萩原は「最初一人でアフレコをしていた時にはなかなか手応えを掴むことができず、普段いかに周りの人や環境に支えられてお芝居をしていたのかと実感させられました」とコメントを寄せ、初めての声優挑戦に葛藤しながらも役に真摯に向き合ったことが窺える。古川は「この作品は、日本画家出身の四宮監督がアニメで花火を描いた温故知新の芸術だと思います」と本作のオリジナリティ溢れる魅力をアピールしました。
併せて解禁したティザービジュアルには、行政による立ち退きが明日に迫る帯刀煙火店で花火を作っている敬太郎のもとを、東京から帰省したカオルが訪れ2人が4年ぶりに再会するシーンを捉えており、部屋の内装やインテリア、窓から陽が射している様子などが繊細に描かれ、印象的なビジュアルになっています。花火の打ち上げ準備をする手を止めカオルの方を振り向く敬太郎と、久しぶりの再会に戸惑うカオルの表情など、2人の心の変化にも注目です。
特報映像では、幻の花火と呼ばれる<シュハリ>について語る敬太郎の真剣な横顔や、シュハリの秘密の鍵を握る青い顔料「花緑青(はなろくしょう)」の存在に気が付き愕然とするカオルの様子を捉えています。ばらばらの道を歩んでいた2人が再会し、立ち退きが迫る花火工場の残された2日間に立てた驚きの計画とはー?日本家屋を花火工場に改築した帯刀煙火店の外観や、夜の海の中を月光に包まれながら泳ぐカオルの姿などが圧倒的な映像美で描かれ、物語の展開にも期待が高まる特報になっています。
特報:https://youtu.be/K9HqxtVvofI
変化の激しい今の時代に翻弄されながらも、未来を見据え自分たちの選択を掴み取っていく主人公たちの姿が爽やかな感動を呼ぶ、新世代の青春劇場アニメーション。今後の展開に、ぜひご注目ください。